ソファーベッドとは
ソファーベッドとは、文字通り、ベッドの機能とソファーの機能を兼ね備えた家具です。「マルチソファー」とも呼ばれています。通常は、ソファーとして日常生活の中でテレビを見たりお茶を飲んだりと使うことができ、夜になればベッドの形状にすることでベッドとして使用できるのです。ひとつの家具で2つの用途を持てることから、スペースを有効に使えるというのが一番のメリットではないでしょうか。自分自身で使うことはもちろんのこと、来客用に使用したりなど日本の住宅事情に最適です。引き出しや収納庫つきの物なら、更にスペースの節約になります。
ただし、ソファーベッドは、毎日ベッドとして使用するのには適していません。毎日形を変えることで、稼動部分が痛みやすく、また座ったり寝たり寝そべったりとさまざまな体重移動を支えているため、早く消耗します。
ソファーベッドの種類
ソファーベッドは大きく分けて3種類あります。それぞれの利点や欠点を考慮して購入することをお勧めします。
キャスター式のソファーベッド
ソファーの座面を手前に引き出してベッドにするタイプのソファーベッドです。セッティングが簡単で、デザイン性のあるものも多いので、女性に人気があります。ただし、コンパクトではありますが、引っ張り出す際にフローリングが傷つく可能性があります。また、器械式のタイプは重いものが多いため、取り扱いが難しいものもあります。壁際に設置することができるので、ソファーベッドの中でも特にスペースをとりません。またこのタイプのソファーベッドは、座面部分がウレタンだけで構成されているものが多いので、ベッドの使用回数が多いと消耗が早くなってしまうのが欠点です。
リクライニング式のソファーベッド
横長のソファーで、ソファーの背もたれ部分、または肘掛け部分を倒してベッドにするタイプのソファーベッドです。一般的なソファーベッドであると言えます。後ろに倒すタイプなので、ソファーを壁際に設置できないのが欠点です。 キャスター式のソファーベッドと比較すると、こちらはソファー機能ではなく、ベッド機能を重視して作られています。ベッドとしての性能を高めるため、ウッドスプリングやポケットコイルスプリングなど、ベッドに使用される仕組みが用いられているものもあります。ただし、品質の良くないものには、ベッドに変える継ぎ目の金属が壊れてしまうことがあります。
ローリング式のソファベッド
キャスター式とリクライニング式の中間的なタイプのソファーベッドです。座面を持ち上げて、背もたれとソファー部分のつなぎ目を合わせて、ベッドにします。リクライニング式と違うのは、壁付けができるので省スペースに有効です。前者2つのタイプの良いとこ取りと言えるかもしれません。
ソファーベッドを選ぶ際の注意
・いずれのタイプでも、脚と肘掛けが必要かどうかをまず検討したほうが良いでしょう。脚や肘掛けがあるかどうかでデザイン性が大きく変わりますので、部屋のイメージに合わせてじっくり選びましょう。
・キャスター脚がついているソファーベッドは移動するのに便利ですし、すのこがついているソファーベッドは通気性が良いので、要チェックです。
・ソファー、ベッドの両方を常時使用する場合は、消耗が早いので、耐久性のある高品質な商品を選ぶと良いでしょう。
・座面を引き出すキャスター式の場合は、座面のウレタンが悪くなる可能性を考慮して、ウレタンのパーツ交換できるものが良いでしょう。
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ソファーベッドの豆知識
・ウレタンとは?
ソファーの座面部分に使用される素材。
・低比重ウレタンフォームとは?
比較的柔らかいウレタンフォームで、ソファの表面に用いられることが多い。
・高比重ウレタンフォームとは?
通常のウレタンフォームより重く、硬いウレタンフォーム。 主に座面の中核や、ベースとなる部分に使用される。ソファーベッド に適している。
・チップウレタンとは?
ウレタンフォームを製造する段階にできる、ウレタンの余り部分を集めて接着剤で固めたもの。ソファーベッドの表面に近い部 分に使用されることが多い。